お知らせ
2026.07.03
噛み合わせの乱れ(不正咬合)は「遺伝だけ」のせいじゃない?
口呼吸と舌の使い方が、お子さまの歯並びに大きく影響しています
「歯並びが悪いのは遺伝だから仕方ない…」
そう思っていませんか?
もちろん、顎の大きさや骨格など、遺伝的な要因が関係することはあります。
ですが近年では、口呼吸・舌の位置・飲み込み方など、毎日の生活習慣やお口の使い方も、不正咬合に大きく影響していることがわかってきています。
つまり、歯並びは「生まれつき」だけで決まるものではなく、成長の過程で身につく習慣とも深く関係しているのです。
アヒルの子歯科、こども矯正歯科クリニックでは、「歯を並べる」だけではなく、“なぜ歯並びが乱れてしまうのか”という原因から考えることを大切にしています。
アヒルの子歯科が0歳から通える小児歯科である理由も、噛み合わせの土台づくりは、生まれてすぐの時期から始まっていると考えているからです。
不正咬合は、突然起きるわけではありません
不正咬合が生じる背景には、次のような流れが関係していると考えられています。
口呼吸が習慣になる
↓
舌が正しい位置に収まらなくなる
↓
飲み込み方やお口周りの筋肉の使い方が乱れる
↓
顎の成長バランスが崩れ、不正咬合につながりやすくなる
舌は本来、上顎の内側に軽く触れている状態が自然だとされています。
この位置に舌があることで、上顎を内側からやさしく支え、顎が横方向へ正常に発育する助けになります。
しかし、口呼吸が続いていると、舌は下がった位置に落ちやすくなります。すると上顎が十分に広がりにくくなり、歯が並ぶスペースが不足しやすくなるのです。
その結果、
・ 出っ歯(上顎前突)
・ 受け口(反対咬合)
・ 前歯が噛み合わない開咬
・ 歯並びのガタつき
などにつながる可能性があると考えられています。
最近よく聞かれる「お口ぽかん」も、そのサインのひとつかもしれません。
歯だけを動かしても、原因が残っていることがあります
不正咬合に対する治療というと、「矯正装置で歯を並べる」というイメージを持たれる方が多いと思います。
もちろん、歯を動かす治療は大切です。ですが、口呼吸や舌の位置、飲み込み方といった“背景にある習慣”が変わらなければ、後戻りしやすくなることもあると報告されています。
そのためアヒルの子歯科、こども矯正歯科クリニックでは、歯並びだけを見るのではなく、お口の機能全体を確認しながら診療を行っています。
例えば、
・ 口が自然に閉じられているか
・ 鼻で呼吸できているか
・ 舌が正しい位置にあるか
・ 飲み込む時に唇へ過剰な力が入っていないか
など、お子さまのお口の使い方を丁寧に確認しています。
そして、歯科医院でのサポートだけでなく、ご家庭での生活習慣づくりもとても大切だと考えています。
ご家族と歯科医院が一緒になって取り組むことで、はじめて本当の意味での改善につながっていくからです。
大切にしている4つのこと
1.自然に口を閉じられること
2.舌が正しい位置にあること
3.鼻で呼吸できること
4.飲み込む時に唇へ力が入りすぎないこと
こうした機能が自然にできるようになることで、顎が正しく成長しやすくなり、歯がきれいに並ぶための土台づくりにつながると考えられています。
だからこそ、アヒルの子歯科では0歳から見守りたいのです
口呼吸や舌のクセは、乳幼児期から少しずつ始まっていることがあります。
「まだ歯も生えていないのに歯科医院へ?」
と思われるかもしれません。
でも実は、その時期から確認できることはたくさんあります。
・ 鼻呼吸ができているか
・ 哺乳時のお口の使い方
・ 舌の動き
・ お口周りの筋肉の発達
こうした小さな積み重ねが、将来のお口の成長につながっていきます。
アヒルの子歯科では、0歳からお子さまの成長に寄り添いながら、「自分のお口を自分で守れる力」を育てていきたいと考えています。
歯並びが気になってからではなく、“気になり始める前”に。
将来のお口の健康のために、ぜひ一度ご相談ください。
歯並びのご相談は…
※乳歯列期のお子さまは…
アヒルの子歯科へ
(0歳〜5歳)
https://www.ahirunoko.com/contact
※大人の歯が1本でも生えてきたお子さまは…
こども矯正歯科クリニックへ
https://www.ahirunoko.com/html/orthodontic
参考エビデンス
① 口呼吸と顎の発育
Harvold EP, et al. / American Journal of Orthodontics(1981)
② 舌の位置と咬合の関係
Proffit WR / Contemporary Orthodontics(2007)
③ 口腔筋機能療法(MFT)の有効性
Hanson ML, et al. / Angle Orthodontist(1981)
④ 乳歯の早期喪失と歯列管理
日本小児歯科学会 ガイドライン(2023)
⑤ 小児期の早期介入の有効性
日本矯正歯科学会(2022)
